140925

vol.391

仕事でハロン湾へ訪れた。
ハノイにきて4,5回訪れたことがあり毎度思うが一日で往復するには少しハード。 往復で8時間ほどかかるのもあるので、観光する人には是非一泊することを薦める。

ハロン湾は世界遺産に指定されているのもあり他の地域と比較しても観光業は進んでいる。 日本のホテル産業が進出しているようには見えないが、開発地域としてはすごい勢いで変化している。
それを証拠に以前には見ることのなかった高層ホテルが湾外沿いにズラリと建設されている。お金が落ちる場所なので収容可能な限り室数を確保したいのもわかる。そしてその開発により既存の低層の建物が既存不適格として追いやられるのも時代の流れなのかもしれない。

巨大な商業施設の横に追いやられて縮小させられた市場の雰囲気は物悲しく見えてしまう。 長期的な視点をもった都市計画がされているようには到底思えない。その場その場で自分たちの良いように作っていくやり方で通してはならない問題。

そんな景色をこの目で見ながらふと学生時代に参加したBusan International Architectural Culture Festivalを思い出す。釜山の海岸エリアの再開発のプロジェクトで国内・海外の建築学生が一同に集まり1週間ほどプロポーザルを考え発表する場。せっかくの海外なのに外には一歩もでることなくさらに寝ることもなく地道に頑張り続けた働き者の日本人というレッテルを貼られながらも、おかげで優秀賞をもらえた。

ワークショップでもなんでも手法はいくらでもある。外者だろうがなんだろうがあるもの全てを持ち込んで考える場が絶対あるべきだ。

「既存の街並みを残しながら新しく生まれ変わること」についてもっと考えていくべきだと思う。

2014.09.25

 carried piggies