0078

お母さんと三人で病院見学に行った。初めての子供なので何が評価基準があんまり定かではないがとても手厚いケアをしてくれそうだ。ただ日本の出産と考え方ややり方が違うのでお母さんが事前に来て頂いて結構助かったと思う。 明日お母さんが帰ってしまうので、最後の晩餐ということでこちらのエゴを通し、日本料理居酒屋の「行っとこ」に。お母さんはもうすぐいくらでも日本食を食べれるというのにここぞとばかりに甘えさせていただいた。わがままついでに鯵の寿司を頼んだのだが、予想を超えて美味しかった。そりゃ湘南のそれと比べたら限界はあるが、普通に食べれる。あとは唐揚げ、しめ鯖、漬物、山芋のふわふわ焼きと普通の居酒屋メニューを堪能した。

と、お母さんが前野さん家の歯医者業を手伝っていた「たださん」なる人の娘の話を聞き、大変感銘を受けた。聞けば孫に対するおもちゃは受け取らない方針らしく、それならまぁよくあることでものが溢れてる時代にさらにものが増えてもしょうがないと思う親の気持ちも十分わかるが、その代わり手作りのものであれば受け取るということらしい。

1ものを大事にする。戦後70年以上たって、こんなに豊かになって物質的な満足感はほぼ満たされていると思う。僕個人は現状なに不自由なくありがたく過ごしている。だけどものがあふれている現代は最終成果物よりもそれを作る過程やそれを受け取り身に付ける生活、に価値がどんどんシフトしていると思う。作る大人もものを作るために道具を大切にするし、ものが増えるスピードが遅い分子供もものの大切さがわかると思う。

2マス・カスタマイゼーションに倣っている事。大量生産大量消費から少量だけど自分だけのものを作る考え方は今でさえ3Dプリンタが取り沙汰されている現代ではわかりやすいがこうゆう思想が背景にあり、一番大事だと思う。

3子供と大人を制度上できるだけ等価に扱おうとしている事。「買い与える」という年功序列的な考え方ではなく大人も何かつくって人に上げることで、子供も何か自分でつくってお返しするという立場の公平性が保たれると思う。上記の1,2も子供に対する教育にもちろん影響するが、同じ効果をそれを渡す親や大人にも与えると思う。